結婚式に参列するときの
ドレスに何がふさわしいのか
悩んだことがある女性は多いハズ。
最近では新郎新婦が白色の衣装を
着ないパターンも増え、一般的な
結婚式の形が変わりつつあるようです。
そんな中TikTokに上げられた
結婚式に参列したゲスト全員が
黒色の衣装を着用している様子に
賛否の声が上がっています。
「『ドレスコードは黒』と
指定されることでドレスを探す
ストレスから開放される」
という肯定的な意見や、
「どこかお葬式のような雰囲気を感じる」
「結婚式はもっとカラフルじゃなくちゃ」
といった否定的な意見も。
個人的にも後者の意見に共感します。
全員が黒一色だと確かにお葬式かと
思ってしまいますよね。
ただし男性のドレスコードは
結婚式であろうとも「黒」を
はじめとしたダークカラーと
決められています。
女性は色とりどりに
着飾っているのに何故男性は
ダークカラーなのか。
それは女性を引き立てるため。
男性陣は一致団結して黒子に
徹することで
色とりどりに着飾った女性たちを
引き立たせることで結婚式という場が
より華やかなものになります。
ついでに「ダーク」であることに加えて
「無地」と「光沢」が必須のドレスコード。
因みに結婚式で今一般的に
着用されているのはダークスーツで、
タキシードまで着られる方は
少ないと思いますが、
男性の夜の準礼装である
タキシードを着る際には足元は
パテントレザー、
エナメルのシューズを
履くことがドレスコードです。
このドレスコードもまた
女性のドレスの裾を汚さない
ために設けられています。
例えば舞踏会などで靴墨の
塗られた革靴ではドレスの裾を
汚してしまいますが、
靴墨の不要なエナメルであれば
汚す心配はありません。
男性のフォーマルな衣装に
設けられているドレスコードに
込められた想いは「レディファースト」。
また女性はフォーマルな席で
ある程度肌を露出させることが
認められていますが、
男性は首から上と手だけしか
露出させることは認められません。
女性は肌を露出させることで
華やかさが増しますが、
男性は肌を露出させれば
させるほどだらしなく見えます。
ゆえに男性陣はフォーマルな席では
レディーファーストを心がけ
黒子役に徹しましょう。