

道路を走っているクルマに
目をやるとどのクルマも
黒いタイヤを履いていて、
それ以外の色は全く
見当たりません。
タイヤの色と言えば「黒」が
当たり前になっていますが
そもそもなぜタイヤの色は
黒いのでしょうか。
昔のタイヤの色は白や飴色だったようで、
これはタイヤに使用されている
天然ゴムの色がそうだから。
しかしその当時のゴム製のタイヤでは
耐久性に難があったことから
1912年に天然ゴムとカーボンブラックを
混ぜて強度を向上させた黒タイヤが
誕生したことに端を発するようです。

LARDINI(ラルディーニ)の
ダッフルコートも「黒」という色が
その魅力を向上させています。
左右非対称のアシンメトリーな
デザインに黒という色が相まって
ほんのりモードな雰囲気を
醸し出しています。

加えてトグルの紐も黒、
いわゆる「真っ黒」であることが
それをさらに強調しています。
生地もありがちなメルトンではなく
立体感のある綾目を持つカルゼ織り。

さらにさらに裏側はコットンと
キュプラのブレンド素材を接着した
ボンディングクロス。
雨風をシャットアウトするこの
太畝カルゼのボンディングクロスは
ラルディーニのエクスクルーシブです。
ボンディングによって生地は
1枚もののように軽快ながら
体温を閉じ込めるため
真冬のアウターとして十二分な
保温性も備えています。

ニット:FILIPPO DE LAURENTIIS
パンツ:BERWICH
シューズ:AUTRY
そして「今」の空気を感じさせる
ややゆとりのあるシルエットが
またいいですね。
あれもこれもなクルマのタイヤの
黒とは違い、
これを身に着けて街を歩けば
唯一無二の輝きを放つでしょう。







