
ある着物店のツイートで、
御年94歳のお客さんのアクティブな
行動と深い言葉が話題になっています。
着物姿で杖を持ち、
3階のお店までフーフーと
息を切らせながら来店し、
開口一番
「ネットでデニムの着物を見て
興味が湧いたんじゃ!!」
これに対して店主さんは
ネット見るんかいっ!?
デニムが好きなんかいっ!?
そう心のなかで
驚きのツッコミを入れたとか。
そしてその94歳のおじいちゃんいわく
「人生 先が無いから楽しまんとなっ!!」
そんな重い言葉に感銘を受けた
店主さんのツイートに
「新たな挑戦を続ける限り
ヒトはいつまでも若い」
「重いというか説得力あるね~」
「おじいちゃんカッケー、憧れる」
といった絶賛の声が
寄せられているそうです。
残り少ない人生を楽しむための
デニムの着物を着るという
新たなチャレンジ、
いいですね~。
服を着る、
装うという行為は人間のみに
与えられた特権です。
ペットに服を着せるといった
人間の娯楽的な行為を除いて
基本的に動物は服を着ません。
したがって服装に無頓着な方は
人として生まれてきた楽しみの
1つを自ら放棄しているということ。
人は人を何で判断するかを
明らかにしたメラビアンの法則では
視覚情報・・・55%
聴覚情報・・・38%
言語情報・・・7%
人は見た目で人を判断します。
ビジネスシーンでビシッと
巧みにスーツを着こなしていれば
取引先や同僚から
「デキる男」と見られるでしょうし、
普段のカジュアルウエアでも
巧みな着こなしをしていれば
性別問わず好感を抱かれます。
警察官には制服が
医者には白衣があるように
装いは自分が何者であるかを
表現するツールでもあります。
是非みなさん、
人として生まれてきたからには
もっと装うことを楽しみましょう。
そう、冒頭でご紹介した
94歳のおじいちゃんのように。
おじいちゃんは店内にある
デニムの着物をあれこれと物色し
最終的に岡山デニムの着物が
気に入ったようで、
「よし!! これに決めたっ!!」
「春になったら買いに来る!!」
そう言い残して
帰られたそうです。
え・・・??
それまでに死んだらどうすん??





