レディースの服はメンズの服に
比べるとポケットが「少ない」
「小さい」、
そもそも「ない」というものも
多いですがそこに不満を持つ
女性たちも多いようです。
スーツのジャケットにはポケットが
あっても浅く、何かを入れる想定に
なっていないことが多いとか。
スマホすら入らず、ひどいときには
口が縫い付けられている
”フェイク”のことも。
そして男性のジャケットには
大体内ポケットが付いていますが、
女性のジャケットはウエストの
シェイプによって作り付けにくかったり
シルエット重視によって
内ポケットがないものが多い。
ただこれについて男性諸君は
「メンズには付いててよかった」
なんて思ってはいけません。
ひと昔前まではジャケットの
脇ポケットはフラップポケットが
主流でしたが、
今はカジュアル化の流れから
パッチポケットが多くなっています。
先日このパッチポケットを見た
初見のお客様が
「物が入れられないから
困るんだよね～」
とおっしゃっていました。
その時すぐさま諌めさせて
頂きましたが、
フラップポケットには
物が入れられてパッチポケットには
物が入れられないといのは
大きな間違いです。
フラップだろうがパッチだろうが
ジャケットの脇ポケットに物を
入れてはいけません。
なぜならシルエットが
崩れてしまうから。
よくジャケットの両脇ポケットが
ものでパンパンになっている人を
みかけますが、
ジャケットやスーツスタイルで
あれほど見苦しいものはありません。
ジャケットの両脇ポケットは
「飾り」と考えましょう。
パンツもしかり、同じ理由から
両脇ポケットに物を入れるのは
やめましょう。
入れていいのはヒップポケットに
せいぜいハンカチ１枚程度です。
ジャケットの内ポケットも
ボールペンくらいにとどめて
おきましょう。
内ポケットもあまり物を
入れすぎるとシルエットが
崩れます。
そしてよくジャケットの
胸ポケットにボールペンを
差している人をみかけますが
胸ポケットに挿していいのは
ポケットチーフのみ。
これはシルエットというよりは
単に見た目の問題です。
「じゃあ使ってはいけない
ポケットは何のために付いてるの??」
夢と希望を詰め込むためです。
